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抗リン脂質抗体症候群

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病態抗リン脂質抗体症候群

抗リン脂質抗体症候群は、血液中に抗リン脂質抗体(抗カルジオリピン抗体やループスアンチコアグランドなど)が現れる疾患である。
全身性エリテマトーデス(SLE)患者の20〜40%に認められる。
動脈塞栓症として脳血管障害、静脈血栓症として深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症などを合併することがある。
血栓形成亢進に伴う循環不全により、胎児への栄養供給や酸素供給の低下が起こり、流産や胎児死亡に至ると考えられている。

【治療】

血栓症に対してワルファリンカリウム等の抗凝固療法、少量のアスピリン等の抗血小板療法が行われる。
※妊娠している場合には、ワルファリンの代わりにヘパリンを用いる。
基礎疾患(SLEなど)がある場合、劇症型APS(劇症型抗リン脂質抗体症候群)の場合は、副腎皮質ステロイド性薬や免疫抑制薬を併用する。



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