セレンは自然界に広く存在し、微量レベルであれば人体にとって必須元素であり、抗酸化作用(抗酸化酵素の合成に必要)があるが、必要レベルの倍程度以上で毒性があり摂取し過ぎると危険であり、水質汚濁、土壌汚染に係る環境基準指定項目となっている。これはセレンの性質が硫黄にきわめてよく似るため、高濃度のセレン中では含硫化合物中の硫黄原子が無作為にセレンに置換され、その機能を阻害されるためである。
克山(クーシャン)病(Keshan disease:中国の風土病)やカシンベック病 (Kashin-Beck disease) の原因としてセレン欠乏が考えられている。
水に不溶だが、二硫化炭素 (CS2) には溶ける。
セレンはセレノシステインとしてタンパク質に組み込まれ、主にセレノプロテインとして働く。
セレンはビタミンEやビタミンCと協調して、活性酸素やラジカルから生体を防御すると考えられている。
セレノプロテインには抗酸化に関与するグルタチオンペルオキシダーゼ、チオレドキシン還元酵素、甲状腺ホルモンを活性化するテトラヨードチロニン-5'-脱ヨウ素化酵素、セレンを末梢組織に輸送するセレノプロテインPなどがある。
セレンは欠乏量と中毒量の間の適正量の幅が非常に狭い。
過剰摂取は健康に影響を及ぼし、下痢、胃腸障害、脱毛、爪の変形、疲労感、焦燥感、末梢神経障害、心筋梗塞、急性の呼吸困難、腎不全などの症状を引き起こすことがある。
セレン過剰症として、悪心、吐き気、下痢、食欲不振、頭痛、免疫抑制、高比重リポ蛋白 (HDL) 減少などの症状がある。
一方、欠乏症は貧血、高血圧、精子減少、ガン(特に前立腺ガン)、関節炎、早老、筋萎縮、多発性硬化症などが知られている。
ただし、ヒトにおいて、セレン単独の欠乏では、これらの症状が認知されていない。(動物実験レベルではセレン単独の欠乏症状が認められている)
β+線は、[685:β+壊変]によって放出される放射線で
β-壊変はe-を放出する壊変である。 原子番号は1増加、
軌道電子捕獲(EC)は、陽子1個が軌道中の電子を取り込み中性子1個に変わる壊変であり、この際に特性X
放射線を放出してより安定な核種に変わること。 原子番号も質量数も変わらない。
ダイオウに含まれる主成分はアントラキノン類であるセンノシドAである。
確定的影響とは、しきい線量が存在すると考えられている影響で、しきい線量を超える被曝により発生頻度が急
親核種の半減期が娘核種よりわずかに長い場合、過渡平衡が成立し、99mTcなどの
Dragendorff試薬はアルカロイドの一般検出試薬である。
コンプトン効果とは、X線を物体に照射したとき、散乱X線の波長が入射X線の波長より大きくなる現象である
β-壊変はe+を放出する壊変である。 原子番号は1減少