薬学生用問題演習で知識を確かめよう。
問題演習へ

シクロスポリン

481 views

免疫抑制薬再生不良性貧血治療薬

シクロスポリンは、土壌真菌が産生するポリペプチドである。
ヘルパーT細胞内のイムノフィリンのシクロフィリンに結合してカルシニューリンを阻害する。その結果、ヘルパーT細胞でのサイトカイン(IL-2、IFN-γ)の生合成・分泌が抑制され、細胞傷害の発生を抑制する。
※サプレッサーT細胞やマクロファージには影響しない。
T細胞が産生するIFN-γ、IL-2、IL-3、IL-4、IL-5、IL-6などの産生過程を抑制する。
臓器移植における拒絶反応の抑制、再生不良性貧血、ベーチェット病、ネフローゼ症候群、アトピー性皮膚炎に用いられる。

【代謝】

CYP3A4で代謝される。

【副作用】

腎障害、高血圧

【併用禁忌】

タクロリムス:シクロスポリンの代謝が阻害される。
ロスバスタチン、ピタバスタチン:シクロスポリンにより血中濃度が上昇する。
アリスキレン:シクロスポリンによりP-糖タンパク質を介した排出が抑制される。
ボセンタン:シクロスポリンにより代謝が阻害される。



関連する項目(8件)


←検索ページへ