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Nernst-Noyes-Whitney式

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薬剤溶解

Nernst-Noyes-Whitney式
dC/dt = (D・S)/(V・δ)・(Cs - C)

【成立条件】

Noyes-Whitney式の成立条件は、
①拡散律速
②拡散過程はFickの法則に従う
である。
※シンク条件は含まれないので注意!

【溶解速度(dC/dt)を速くする条件】

D:拡散係数
拡散係数が上昇すると溶解速度(dC/dt)は上がる。
拡散係数は温度の上昇や粘度の減少上昇する。
S:比表面積
比表面積が上昇すると溶解速度(dC/dt)は上がる。
比表面積は粉砕したり粒子径を小さくすると上昇する。
δ:拡散層の厚さ
拡散層の厚さが低下すると溶解速度(dC/dt)は上がる。
拡散層の厚さは撹拌によって減少する。
溶解速度がNoyes‐Whitneyの式に従う薬物について、溶液の撹拌速度を大きくすれば、拡散層の厚さが小さくなるので、溶解速度は減少する。
Cs:溶解度
溶解度が上昇すると溶解速度(dC/dt)は上がる。
溶解度は結晶を無晶形にすることで上昇する。
また、塩の種類にも影響される。
溶解速度がNoyes‐Whitneyの式に従う同一薬物の種々の塩を比較するとき、Csがより大きい塩は、他の条件が同一なら、溶解速度がより大きい。
溶解度Csは薬物固有値であり、医薬品を粉砕してもCsは変化しない。医薬品を粉砕すると表面積は増大し、溶解速度が増大する。



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